舌の置き場次第で歯周病が悪化する? 舌の位置が重要な理由とは

舌の置き場次第で歯周病が悪化する? 舌の位置が重要な理由とは

歯茎の腫れや出血が起こり、進行すれば歯を失う危険性さえある歯周病は、できれば初期の段階できちんとケアしたいものです。
歯磨きさえしっかりしていれば歯周病を防げると考えがちですが、実は歯磨きだけでなく口内での舌の位置が歯周病の発生や口内環境の衛生状態に関係していることをご存知ですか?
今回は舌の位置と歯周病の関係性についてご紹介します。

正しい舌の位置はどこ?

普段、意識して舌の位置を調整しているという方はあまりいませんよね。
舌の位置は無意識下では自然と自分にとっておさまりがいいと感じられる場所にあるはずです。
それでは正しい舌の位置は一体どこなのでしょうか?

正しい舌の位置を知るためには、まず舌先で上の前歯と前歯の間のふくらみを探してみましょう。
無意識に舌先がこのふくらみのあたりにあるという人は舌を正しい位置に置けています。
舌で前歯の裏側を無意識に押していたり、舌が上の前歯と下の前歯の間におさまっているという人は要注意です。

舌の位置が口の中に与える影響

舌が間違った位置にあると、口の中の環境に大きな影響を与える可能性があります。
舌を動かしている筋肉の力は強いものです。人は1日のうちに無意識に何度となく唾液を飲み込む動作を行っています。

間違った舌の位置が癖になっていると、唾液を飲み込むたびに強い力で前歯を押して歯並びを乱してしまったり、口呼吸を行いやすくなって口の中を乾燥させやすくなります。
口の中が乾燥していると細菌の繁殖を抑える力が弱まって歯周病が発生しやすくなったり、アレルギー性鼻炎を引き起こす原因となることもあるのです。

歯周病を防ぐ舌トレーニングの方法

間違った舌の位置が長年癖になっているという人は意識して舌の位置を調整しなければ、なかなか癖を治すことはできません。
舌の癖を治すためのトレーニング方法をご紹介します。

(1)上あごの裏側のくぼみに舌をつけます。舌先は上の前歯と前歯の間のふくらみのあたりに置きましょう。
(2)上あごに舌を吸い付けるようにして、口を大きく開けます。
(3)舌全体で上あごをはじいて、音を出します。
(4)正しい舌の位置を意識しながら、1日10~15回程度行いましょう。

舌の置き方で歯周病予防を

舌の置き方で歯周病予防を

間違った舌の位置を矯正するためには、意識して正しい位置に舌を置くことが重要です。
間違った位置に舌を置いていると、歯並びを乱してしまったり、歯周病にかかりやすくなります。
逆にいうと舌の置き方を正しくすることで、歯周病を発生させるリスクを軽減させることにつながるともいえます。
舌の置き方を正しくすることを意識し、歯周病予防を行っていきましょう。

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