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「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

歯並びが悪いと外見にマイナスな印象を与えたり、歯ブラシが奥まで届かずに虫歯ができやすくなったりとデメリットがたくさんあります。
この他にも、歯並びの悪さによって噛み合わせが悪くなると、顎を動かしている筋肉に負担がかかる場合があり、顎関節痛や肩こりなどを招いてしまうこともあります。
これらのトラブルを防ぐためには歯並びの改善が欠かせませんが、治療方法には大きく分けて2つの方法があります。
「歯列矯正を行なって治す方法」と「差し歯を使って歯を調整していく方法」です。
ひと口に「歯並びを治す」といっても治療方法によって期間や費用、効果などが変わってくるわけですが、どちらの方法がお得なのでしょうか?
今回は、歯列矯正と差し歯のそれぞれの特徴や、歯並びを治す際にはどちらが効果的なのかをご紹介していきます。

「歯列矯正」で歯並びを治療する際の特徴

「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

歯並びを改善する際のオーソドックスな治療法が「歯列矯正」でしょう。
最近では、マウスピース矯正や舌側矯正などの目立たない歯列矯正も増えているため、利用しやすくなっている傾向があります。それでは歯列矯正の流れとメリット・デメリットを見ていきましょう。

・歯列矯正をする際の主な流れ
歯列矯正の治療は、専門の医師が患者の口内を確認するところから始まります。
口内の状態や歯並びを確認した上でカウンセリングを行うため、この時点で気になることや不安なことなどはどんどん伝えておくようにしましょう。それを踏まえて専門医が矯正治療の計画を立てていき、精密検査を経てから改めて治療方針や費用なので説明があります。

本格的な歯列矯正に入る前に虫歯や歯周病など、治すべき症状が見られる場合はまずそこからの治療となります。抜歯の必要がある場合もここで併せて行われるため、全体の治療期間や費用などを医師からしっかりと聞いておくようにしましょう。

虫歯などの治療が一通り終了したら、本格的に矯正治療に入ります。それぞれの目的に合わせた矯正器具を取り付け、ワイヤーの調節をしていき定期的(月に1回程度)に通院し、歯並びが改善されるようになったら器具を外します。
その後、歯の後戻りを防ぐ「リテーナー」を半年ほど取り付けて、最後のチェックが問題なければ治療は終了です。

歯列矯正を行なって歯並びを治療していく場合は「年単位」の期間が必要になります。
しかし、その期間をしっかりと矯正期間としてあてることで以下のようなメリットが得られます。これから紹介するメリット・デメリットを踏まえながら、歯列矯正を検討してみましょう。

・歯列矯正を活用するメリット

「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

歯列矯正を行なって歯並びを改善することで歯磨きがしやすくなるため、虫歯の発生を抑えることができます。虫歯の発生率を減らすことができることから「歯の寿命を引き延ばす」ことができるともいえるでしょう。

また、歯並びが原因で歯ぎしりをしている場合、歯列矯正によって睡眠時の歯ぎしりを軽減させることもできます。これに加えて、顎に関わる負担を軽減させることにもつながるため、顎関節症の予防にも効果的です。

歯列矯正を選んで歯並び改善を検討していく場合でも、状況によっては抜歯が必要になることもありますが、基本的には自身の歯を生かして歯並びを治していきます。差し歯のように歯を付け替えるわけではないため治療のスピード感はあまりないかもしれませんが、歯そのものを長持ちさせる点で優れているため、歯列矯正を積極的に利用している方が多くいらっしゃるのです。

・歯列矯正のリスクとデメリット
最近では矯正器具も目立たないものが増えてきていますが、それでも矯正器具を装着したときの見た目への影響や装着時の痛み、違和感等が気になる方もいることでしょう。
歯列矯正は治療期間が長期にわたるため、その期間内に見た目や口内の違和感などを我慢できるかどうかがポイントとなります。

また、矯正器具を装着しているときは、食べ物が挟まりやすくなったり、歯磨きがしにくくなったりします。食生活や衛生管理面で不便になるケースがあるのも歯列矯正のデメリットといえるでしょう。
この他にも、正しい治療を行なわなかった場合は、矯正した歯列が元どおりに動いてしまう「後戻り」が発生する可能性があります。ただし、きちんと治療に通った上で医師側の指示に従っていれば防ぐことができます。マウスピースをきちんと装着したり、定期的な通院を欠かさないなどの基本は守るよう心がけましょう。

ここまで歯列矯正のメリットやデメリットを紹介していきましたが、ポイントとなるのは「期間」でしょう。歯列矯正自体は小学校高学年頃からできますが、早ければ早いほど歯列矯正にかかる期間が短くなる傾向があります。それらを踏まえて検討してみてください。

この歯列矯正での歯並び治療法の他にも「差し歯」を使った治療法もありますが、こちらにもいくつかの特徴があり、そして歯列矯正にはないメリットやデメリットがあります。こちらにはどういった特徴があり、どのようにして歯並びを治していくのでしょうか。
差し歯にしたときの特徴やメリット、デメリットについてチェックしてみましょう。

「差し歯」で歯並びを治療する際の特徴

「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

「差し歯」というと、虫歯などで歯が欠損してしまった場合の治療法というイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかし実は、差し歯は歯並びの改善法としても使用されるケースがあります。それではまず差し歯治療の概要から見ていきましょう。

・そもそも「差し歯」とは何か?
私たちが普段目にしている白い歯は「歯冠」といい、歯冠が虫歯などの理由で欠けてしまった際に歯冠に似た被せ物で補うのが差し歯という治療法です。現在では本物の歯によく似た形で差し歯を作ることができ、歯の並びを変えるために差し歯を利用するケースもあります。
種類にもよりますが保険の適用内で差し歯の治療することもできるため、場合によっては数千円ほどで治療を済ませることもできる点が特徴です。

・差し歯を使った歯並び治療法の流れ
治療を行う際には「元気な歯を利用する」のか「あらかじめ利用していた差し歯を使う」のかで施術の流れが変わってきます。
自分の元気な歯を削って施術していく場合はまず歯冠を削って差し歯の土台となる部分を作っていきます。差し歯の型をとってからはしばらく仮歯で生活することになりますが、差し歯が完成したら仮歯を取り外して噛み合わせを確認して終了です。
もちろん必要に応じて神経を取るなどの作業が必要になることもあるため、これだけの工程で全てが終わらないこともあります。あくまで今回紹介したものは目安として考え、実際の流れに関しては医師とのカウンセリング時によく聞いておくようにしましょう。

一方、あらかじめ利用していた差し歯を歯列矯正に使う場合は、まずは差し歯や土台を取り除き、必要に応じて歯の根っこのメンテナンスを行います。この時、治療が必要だと判断した場合は、まずは歯の根の部分の治療からスタートするのが一般的です。治療が済んだら新たな土台を装着して新しい差し歯の型を取り、差し歯が完成したら装着して噛み合わせのチェックを行って終了です。

既にある差し歯を利用する際は、過去に治療していた部分のメンテナンスをするところから始まることがあるため、通院する回数や期間が増える傾向があります。差し歯で歯並びを治す場合でもなるべく余裕を持ったスケジュール作りが求められているのです。

・差し歯を使った歯並び治療のメリット

「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

差し歯を使って歯並びを治すと、歯列矯正で歯並びを治していくときと比べて治療期間が大幅に早く、1ヶ月程度で治療が終了することもあります。歯列矯正の場合数年はかかってしまうのが一般的ですので、この治療スピードに魅力を感じている方も多いでしょう。
さらに、治療時に歯列矯正のように歯を動かしていないため、いわゆる「後戻り」が発生しない点も特徴です。

また、その他にも何らかの理由(歯根吸収やアンキローシスなど)で歯列矯正治療ができない場合でも、差し歯を活用することで歯並びの改善が見込める可能性があります。
もちろん治療方法や受診者によって費用や治療期間は異なるため、価格に関しては状況によって差がありますが、ご自身の歯列の状況を知るためにも一度カウンセリングを受けてみると良いでしょう。

・差し歯を使った治療で起こりうるリスクとデメリット

「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

差し歯の治療は歯列矯正よりも手軽なイメージがある方もいるかもしれませんが、差し歯は健康な歯を削って人工物を被せて作っていることを忘れてはいけません。健康な歯を一部分でも削ってしまうということは結果的に歯そのものの寿命を減らしていることにつながってしまうのです。

例えば、健康な歯はそれらを支えている骨や歯茎をはじめとした口内環境が適切な状態で保たれているため、歯の寿命を長い状態で保つことができます。
その一方で健康な歯を意図的に人工物に変えてしまうと、その差し歯のメンテナンスが必要になり、口内環境も少なからず変化してしまうことがあります。
とくに噛み合わせを改善させることは難しく、そもそも歯を動かす治療法ではないため「歯列を整える」といったことに特化した際は矯正治療の方に軍配があがると考えて良いでしょう。

また、その他にも審美的な面でもいくつかのリスクがあります。
私たちの歯や歯茎は健康状態などによって色が変わることがありますが、それによって施術箇所が目立ってしまうこともあるのです。例えば、周囲の歯と比べて色が異常に白く見えると、差し歯であることが周囲にバレてしまうため、必ずしもメリットばかりであるわけではありません。

差し歯治療は自分の持っている歯を生かすというよりは、人工的な歯を取り入れる治療法です。この治療を検討する際は「健康な歯を取り除いてまで行うべきなのか」を今一度考えてから依頼するかどうかを検討することが大切です。

「歯列矯正」と「差し歯」どちらで治療をするのが理想的か

「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

ここまでで紹介したように、歯列矯正にも差し歯にもそれぞれメリットとデメリットがあることが分かります。このためご自身の現在の状況を踏まえて選んでいくことがポイントとなるでしょう。

・人前に出る仕事をしている場合
芸能人のような人前に出て仕事を行なっている方は、差し歯矯正を選んでいる方も少なくありません。スケジュールに空きがなく、治療に時間がかけられない方にとっては、矯正器具を使った歯列矯正よりも差し歯矯正が有効な場合もあります。
とはいえ、差し歯として使う素材によっては悪目立ちしてしまう可能性もありますし、歯の寿命そのもので判断する場合は歯列矯正のほうがおすすめです。実際に人前に出て仕事をしている方でも、歯列矯正を選んでいる方もいらっしゃいます。

芸能人で歯列矯正をしている方はセラミックブラケットと呼ばれる目立たないワイヤーを使っているため、表側にワイヤーを取り付けていてもあまり悪目立ちしません。
このような素材に着目することで、歯を不要に削ったりすることなく、自分の歯をそのまま生かした形で歯並びが矯正できることも覚えておきましょう。

・成長期の子どもの場合
成長期のお子様は歯が動きやすく、顎を大きくすることもできるため歯列矯正の効果が現れやすく、比較的早期に歯列矯正を終わらせることができます。
成長期に歯列矯正を行なっていれば歯並びが万全な状態で大人の時期を迎えられるため、親御さんがお子様の歯並び改善を検討している場合は、なるべく早く取り組むことをおすすめします。

ただし、歯の生え変わりの時期などに治療を開始してしまうと、矯正治療が1期治療・2期治療というように分かれてしまう場合があり、かえって治療が遅くなってしまう可能性もあります。一度お子様と一緒に歯科医院に足を運び、スムーズに治療を進めるための相談やカウンセリングを行いましょう。

「歯列矯正」と「差し歯」歯並びを治すならどっちが良いの?

「人前に出る仕事をしている場合」のような特殊な条件がない限りは、一般的には歯列矯正を行なっていくほうが大きなメリットがあります。
確かに、差し歯を使った歯並び治療の場合、治療期間が短いため、早期にキレイな歯並びを手に入れたい方にとっては魅力的に見えるかもしれません。しかし、健康な歯を削ってしまうと老後に負担がかかったり、今まで通りの噛み合わせができなくなる可能性もゼロではありません。
年単位のケアや制限される食事、食事中などの違和感などはありますが、やはり歯列矯正のほうがメリットは大きいと考えられます。もし自分にはどちらが適しているか迷った場合は、一度歯科医に相談してみることをおすすめします。



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